ウィズアスが進めるテレワーク・在宅勤務について
昨今では働き方改革によりフレックスタイム制やテレワークなど、ライフスタイルに合わせた働き方を導入する企業が増えています。
「ウィズアス」でもすでに導入しており出勤時間はもちろん、希望すれば在宅勤務も可能です。
テレワークや在宅勤務を導入した結果、生産性の向上や1人当たりの利益を上げることも可能になりました。
そのほかにもさまざまなメリットがあり、これらの導入は吉と出ました。
「うちの会社でも導入したいけど社内の体制を整えるのに時間がかかりそう」
このようにお考えの経営者様のために、具体的な導入例の1つとして「ウィズアス」が実施しているテレワークの中身をご紹介します。
目次
コンタクトセンターでテレワークを実施する理由
コンタクトセンターなどの営業系の仕事は「在宅勤務はない」というイメージもあるかもしれません。
弊社がテレワークを行っているのは、以前の記事「営業成績向上の秘訣は『ノルマを設けない』こと!」でもお話ししたように「品質を向上させるため」です。
「働きやすさが品質の向上につながる」と考えておりますので、働く環境というのは非常に重要なポイントとして捉えています。
特に「働きやすい環境作り」には、「個人のライフスタイル」や「生活リズム」を尊重しています。
テレワークであれば場所を問わず、自分の好きな時間・環境での勤務が可能です。
「オフィスに出社しなければだらけてしまうのでは?」と思われてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
成績に応じた報酬を支払っているため、むしろ品質が向上したという結果も出ています。
コンタクトセンターのテレワーク化によるメリット
弊社ではコンタクトセンターのテレワーク化を行っています。
テレワークした結果、メリットがいくつかありました。
今回はその中から2つに絞り、どのようなメリットがあったのかをご紹介します。
時間もお金も浮かせる
テレワーク化の一番のメリットは「時間もお金も浮かせる」という点です。
通勤の際に渋滞にはまってしまったり、すし詰め状態の電車やバスに揺られて出社したりした経験はありますか?
徒歩や自転車で通勤していても、夏は暑く冬は寒くてつらい思いをした人もいるはずです。
テレワーク化しオフィスへの出社がなくなれば、そうした苦痛ともおさらばできます。
出社数時間前に起きて食事をしたり、化粧をしたり、電車やバスで足を踏まれることもありません。
通勤時間がなくなれば、その分余裕が持てます。
ノーメイクやパジャマで仕事ができるため、化粧や洋服のコストを抑えることもできるでしょう。
交通費を会社で負担しているのであれば、経費の削減にもつながります。
削減した経費を使用し、福利厚生としてスタッフに還元することも可能です。
福利厚生の例としては数カ月に一度の慰労会の開催や、社員限定で利用できるサービスへの加入などがあります。
毎月1人に対して数万円の交通費を支払うよりも、ぐんと経費を抑えられるため、会社にとっても損はないはずです。
また、スタッフへ還元することによりモチベーションが上がり、支払った以上のコストパフォーマンスが期待できることがあります。
そうした意味でも、テレワークはおすすめです。
プライベートと仕事を両立することが可能
テレワーク化すれば「プライベートと仕事の両立も可能」です。
家庭に小さなお子様がいても、面倒を見ながら仕事をすることもできます。
また、疾患があって外出が難しい場合でも、不自由なく働くことも可能です。
まだまだ小さなお子様がいる場合、保育園や幼稚園から「熱が出たので迎えに来てください」と言われても、職場が遠ければ時間がかかることもあります。
またインフルエンザなどの感染症により、学校や学級が閉鎖されて自宅待機となれば、外出できずストレスが溜まっている子どもの相手もしなければいけません。
昨今では新型コロナウイルスの影響でオンライン授業が広まり、給食がなくなって子どもの食事の用意が必要になることもあるでしょう。
家に子どもだけがいる状況は防犯上とても危険なため、最低でも大人1人の在宅が好ましいです。
そうした事情があっても、テレワーク化すればお子さんの事情に合わせることができます。
その上、職場の人たちに何度も謝る必要もなく、気負いすることもありません。
そのほかにも配偶者の仕事の都合により、引っ越しを余儀なくされてしまう人もいます。
「この仕事を続けたいのに…」と思っていても、引っ越し先に支店やオフィスがなければ、継続して仕事をすることは難しいでしょう。
しかし、テレワークであれば仕事の場所は問わないため、ご家庭の事情に合わせることも可能です。
こうした場合、弊社では在宅手当も手厚く支給しています。
人材不足も懸念されている世の中ですが「住まいが変わってもこの会社で働きたい!」と思ってくれるスタッフがいることは、とてもありがたいことです。
そういった感謝の意味も込めて、手当を支給しています。
コールセンターのテレワーク化によるデメリット
多くのメリットがあるようにも感じられる「テレワーク」ですが、実はデメリットも存在しています。
テレワーク化するのであれば、こちらのデメリットについてもしっかりと理解しておくことがおすすめです。
人とコミュニケーションが取れない
コールセンターのテレワーク化によるデメリットは「人とコミュニケーションが取れない」という点です。
仕事へのモチベーションが、周りの環境や条件によって変化する人もいます。
例えば「周りがしていると自分も真面目に取り組む人」や「スーツを着ると気が引き締まる人」などです。
しかしウィズアスでは基本的に一人ひとりが責任感を持って働くスタイルのため、職場内でのコミュニケーションを求めている人は合わないという傾向があります。
そのため、弊社での導入はむしろプラスの結果を生み出しました。
もし弊社とはまったく異なる「社内でのコミュニケーションが重要視される職場」であれば、少し難しいかもしれません。
しかしそういった職場でも、これからの時代は「テレワーク」や「在宅勤務」といった、多様な働き方が求められることでしょう。
「人とのコミュニケーションが取りにくいのはちょっと厳しいな…」という方のために、次の章ではデメリットを打ち消すために導入しているサポート内容について簡単に説明します。
デメリットを打ち消すためのサポート
テレワークのデメリットは「人とコミュニケーションが取れない」という点でしたが、そのデメリットを打ち消すため弊社ではZoomで研修を行うなど、しっかりとサポートをしています。
人とのコミュニケーションが断たれてしまうと、孤独を感じる人も多いはずです。
社会とのつながりが減ってしまうと、孤立してしまっているような暗い気持ちになってしまう人もいます。
そうするとモチベーションの低下にもつながりかねないため、経営者としてはそれらを打ち消すためのサポートが必要になるというわけです。
弊社のようにZoomで会話するのもよいですが、それだけでは足りないこともあるかもしれません。
もし始業時間が決まっているのであれば、その時間に合わせてZoomで朝会をするのもよいでしょう。
テレワークであっても人とコミュニケーションを取ることは可能です。
職場の勤務時間や業務の状況に合わせて、さまざまなサポートをしてみましょう。
まとめ
弊社でのテレワーク化の実情をお伝えした上で、コールセンターのテレワーク化によるメリットやデメリットなどをご紹介しました。
テレワーク化に関しては「仕事の評価がしにくい」という理由で、何となく不安視している経営者様もいらっしゃるかと思います。
しかし、実際に導入してみればたくさんのメリットがあります。
ウィズアスで実施したテレワークでは「品質」「生産性」「1人当たりの利益」の3つにおいて向上が見られました。
さらに、スタッフが負担に感じていた通勤時間やそれらにかかる費用も軽減でき、会社の経費を抑えてスタッフに還元することも可能です。
たとえ働く場所が変わったとしても、きちんと働きに応じた報酬が得られていたり、利益が還元されたりしていれば、スタッフのモチベーションを上げることができます。
「自社での導入は難しいかも…」と何となく思っている方は、しっかりとメリット・デメリットについて理解した上で、導入を検討してみてください。